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北秋田市・鷹巣福祉のまちづくり研究交流の集い

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掲載日2008年07月29日


「北秋田市・鷹巣福祉のまちづくり研究交流の集い」は、*2008年08月16日(土)・17日(日)。*

「集い」は、元鷹巣町長岩川徹氏の下記の問題提起を受けて、井岡勉先生と大友信勝先生が中核となって企画されました。交通の便がよくないのですが、ひとりでも多くの方が、ご参加くださると嬉しいです。

「鷹巣福祉」の再生条件の一つは、先ずは合併した旧合川、森吉、阿仁の住民に少なくとも「鷹巣福祉」の基本を理解してもらうことだと考えます。つまり、北秋田市民としての“合意”が必要だということです。その意味では旧三町をターゲットにした企画が重要だと思います。北秋田市民にとって最大の関心事は「市民病院建設」です。この問題は、新病院建設の一方において公立米内沢病院の職 員を50人程リストラしたという問題でもあります。いま、多くの市民は米内沢病院が縮小、廃止の方向に向っていると感じ始めています。特に、旧森吉、阿仁地 区には診療所(開業医)が一軒もありません。このまま進めば、医療難民になりかねない程の危険な状況が生まれてしまいます。こうした背景を考えたとき、 「地域福祉(鷹巣福祉)」と「地域医療(米内沢病院、在宅医療)」を合わせた内容の企画であればシンポの参加者を確保することは十分可能であり、且つ、結果的に旧三町の住民に問題意識を持ってもらうことで、展望も開けてくるはずです。高齢化率40%超の地域においては在宅を中心とした高齢者(家族も)を支えるシステムが最低限必要であり、その目的において福祉・医療・保健の連携は必須要件であることを明確にしたいと思います」(岩川徹)

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