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総研いのちとくらしのイタリア視察がコンフコープ・エミリアロマーニャとコンフコープ・モデナのウェブサイトのニュースで紹介されました

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掲載日2012年12月08日


総研いのちとくらしのイタリア視察がコンフコープ・エミリアロマーニャとコンフコープ・モデナのウェブサイトのニュースで紹介されました。

以下は記事の翻訳です。


2013年11月12日 imprendo coop

日本の代表団がカステルフランコ・エミーリア市の障害者施設センターを訪問

記事イメージ

モデナの社会的協同組合は海外からの調査のモデルであり続けている。先日、日本の代表団がカステルフランコ・エミーリア市のAUSL(医療福祉公社)に所属するいくつかの障害者施設を訪問した。施設は、社会的協同組合ドムス・アシステンツァ(福祉事業)が経営をしているものである。学者や医師や社会科学者からなる日本の代表団を歓迎したのは、ドムスの責任者たちを始め、クラウディア・バスタイ(ソルバラ地区長)、カステルフランコ市長ステファノ・レッジアニーニ、社会政策評価官ナディア・マンニ、パオラ・クアトリーニ(カステルフランコ地区長)、カステルフランコ市社会サービス管理所長ナタリーノ・ベルゴンチーニ各氏である。

日本人たちは最初に、ラヴァリーノ市にある成人障害者のためのデイケアセンターと共同作業所カゾーニに行った。障害者通所施設であるドムスのセンター責任者シモーナ・エルミニアーティさんは、利用者である障害者の個人教育プランは市の社会サービス課とAUSLの協力で作成されると説明した。デイセンターを利用しにくる障害者は、五感を研ぎ澄ますための木工軽作業、ペットセラピーや演劇をするよう提案される。また、福祉的労働では石、再生紙やその他の原材料で小物を作っている。ドムスの職員たちは、障害者たちが作った小物を日本人代表団たちに贈った。

その後グループはカステルフランコ市の労働挿入訓練センター・オアシと、それに隣接する障害者社会的雇用作業所を訪れた。センターは、カステルフランコ市の地区AUSLのコミュニティの社会サービスや、モデナ市の地区AUSLの麻薬中毒患者サービスやメンタルヘルスセンターと協力し、全体で200名以上をフォローし、ドムスの10人の専門エデュケイターたちによって運営されている。そして、この作業所には18名の利用待機者がいる。この2つの組織のコーディネーターであるマッシモ・モントルジさんによると、今年はすでに29名の労働挿入雇用があり、8名が有期契約から正規雇用になった。日本人代表団は、障害者ケアと支援おける公共サービスと民間社会セクターのパートナーシップというとてもイタリア的な経験に非常に興味を持った。「将来的にはますますサービスの設計と管理に関与する社会的協同組合が増えるでしょう」とドムス・アシステンツァのガエターノ・デ・ヴィンコ理事長は語った。

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