日本医療福祉政策学会 第1回研究大会(10月24日追記有り)
総研いのちとくらし
掲載日2017年10月24日
当研究所理事の松田先生が会長、高山先生が副会長を務めておられる日本医療福祉政策学会(2017年4月1日から日本医療経済学会が名称変更)・第1回研究大会の開催をご案内いただいたのでお知らせいたします。
10月24日追記:研究大会の第2報をいただきました。以下よりご覧いただけます。
日本医療福祉政策学会ウェブサイトはこちら(http://jshwp.org/)
以下チラシより
大会テーマ「医療・福祉政策研究の今後を展望する」
- 日時2017年12月02日(土) 午前・午後
- 会場:神戸大学鶴甲第2キャンパス
教育講演 「医療利用組合運動と保健国策によせて」 青木郁夫(阪南大学経済学部)
長年、医療利用組合運動について研究を積み重ねてこられた青木郁夫氏が、これまでの研究成果をまとめた大著を先日公刊されました(『医療利用組合運動と保健国策』、高菅出版)。この教育講演では、同書のエッセンスをふまえつつ、医療利用組合運動史あるいは医療政策史の主要論点のいくつかについてご報告いただきます。
パネルディスカッション「医療福祉研究への多様なアプローチ」
日本医療福祉政策学会としての最初の研究大会にあたり、本学会における医療福祉政策研究への多様なアプローチを報告いただき、今後の会員の研究展開に寄与することを目指します。基調報告では、医療福祉政策研究への多様なアプローチと内外の研究動向について概観します。これをふまえ、政策研究における多様なアプローチの存在を前提として、相互刺激を与えることの重要性を考えます。さらに、各分野の研究者から、自身の報告を題材にそれぞれの研究とそこで用いているアプローチについて報告をいただき議論します。
- 基調報告:松田亮三(日本医療福祉政策学会会長・立命館大学産業社会学部)
- パネリスト(五十音順、報告演題は仮題です)
「社会保障法から政策研究へのアプローチ」 川崎 航史郎(三重短期大学)
「医療改革の事例研究―経済学からのアプローチ」 高山 一夫(京都橘大学)
「ヘルス・サービス・リサーチからの政策研究へのアプローチ」 田宮 菜奈子(筑波大学)
「社会学からの政策研究へのアプローチ-児童福祉施設 における外国人児童の支援に関する調査研究から」 松島 京(相愛大学)
「社会保障の規範理論に基づく政策研究」 村上 慎司(金沢大学)
2017研究大会第2報 (PDF) / 2017研究大会第1報 (PDF)