『日野市立病院の現状と改革の方向―病院(医療従事者)と市民と行政の共同を―』
(非営利・協同総合研究所いのちとくらし研究助成金研究成果報告書「2007年度研究助成」)
ISBN 978-4-903543-07-9
(印刷では978-4-93543-07-9となっていますが、誤りです)
日野・市民自治研究所地域医療研究会
発行日2010年06月01日
『日野市立病院の現状と改革の方向―病院(医療従事者)と市民と行政の共同を―』
- <著者>日野・市民自治研究所地域医療研究会
- <会員>市原聡子、北村正、窪田之喜、小林裕子、榊原和子、中谷幸子、宮地秀彰、吉田忠功
- <協力>高柳新(医師)、根本守(公認会計士)、森川和行(医療経営コンサルタント)
目次
- 序章はじめに
- 第1章 全国的な医療の危機とその原因
- 第1節 悲惨な事態をもたらしている「医療崩壊」の現状
- 第2節 医師の絶対数が足りない
- 第3節 誤った「医師過剰論」から生じた医師不足
- 第4節 医療費抑制政策
- 第5節 診療報酬の連続引き下げ
- 第6節 自治体病院の危機
- 第7節 「公立病院つぶし」のガイドライン
- 第8節 打開のヒントはどこに
- 第2章 大変な事態を迎えている日野市立病院の今
- 第1節 三つのできごとからみる日野市立病院の医療の危機
- 第2節 日野市立病院の経営危機の現状
- 第3節 日野市立病院の経営の推移
- 第3章 日野市立病院問題を深刻化させた日野市の病院政策の問題点
- 第1節 経営「絶対化」の考え方による失敗
- 第2節 支出金を3億円に限定したことがブレーキに
- 第3節 「健全化計画」では病院職員の意欲・自主性を引き出せない
- 第4節 「日野市立病院改革プラン」について
- 第4章 日野市立病院が担う医療と市民・職員の声
- 第1節 日野市立病院の担う医療
- 第2節 アンケートに見る市民の声(市民にとっての日野市立病院)
- 第3節 職員の声(年報と聞き取りから)
- 第4節 日野市立病院の運営についての懸念
- 第5章 日野市立病院の危機打開にむけて
- -病院の職員、市民、行政の共同を
- はじめに・・・日野市立病院宣言の提案
- 第1節 ガイドライン基準の突破を-日野市立病院つぶしの口実を与えない緊急の経営改善
- 第2節 日野市立病院の危機打開にむけての提言・・・「考え方と重点」
- 第3節 病院として取り組んでほしいこと
- 第4節 日野市に対する提案---市民の命と健康を守るために
- 第5節 市民への提案
- 終章 まとめ
- 補論 憲法25条と今日の医療保障
- 参考文献
- (資料)
【訂正】
- ISBN 正しくは978-4-903543-07-9です。
- 参考文献 11件目 2冊が1冊になっていたのを訂正します
68ページ
(誤)日野秀逸著『医療構造改革と地域医療 公私病院経営の分析』特定非営利活動法人 非営利・協同研究所いのちとくらし ワーキンググループ報告書No.1 2006年
(正)日野秀逸著『医療構造改革と地域医療―医師不足から日本の医療を考える』自治体研究社、2006年12月
非営利・協同総合研究所いのちとくらし『公私病院経営の分析―「小泉医療制度構造改革」に抗し、医療の公共性をまもるために―』(ワーキンググループ報告 書No.1)、2006年3月 - 奥付
(誤) 会員 市原淑子
(正) 会員 市原聡子