第5回自主共済組織組学習会―「共済法の法的ありかたについて。根拠法のない保障の問題点」
総研いのちとくらし
掲載日2007年01月10日
第5回開催
- テーマ:「共済法の法的ありかたについて。根拠法のない保障の問題点」
- 講師:松崎良(東日本国際大学経済情報学部助教授)
- 保険業法改正に伴い、06年9月末までに多くの自主共済組織が小額短期保険業者になったり、適用除外を求めたりと様々な対応を取っています。今回は、協同組合学会春季研究大会でも報告をなさった松崎先生に、日本における共済法の可能性についてお話しいただきます。
- 日時:2007年01月26日(金)午後6時~午後8時
- 資料代:500円
- 場所: 平和と労働センター・全労連会館3階304・305
申込先
- 非営利・協同総合研究所いのちとくらし事務局
- 担当:竹野
- Tel: 03-5840-6567、Fax: 03-5840-6568 ※移転により連絡先が変わりました。お間違いの無いようご注意ください
- e-mail:inoci@inhcc.org
学習会の目的
保険業法改正により、自主共済組織は無認可共済のレッテルを貼られ、5年後には協同組合などの制度共済組織とともに保険会社への転換を迫られています。このままだと多くの自主共済組織は消滅することになります。そもそも共済とはなにか、保険とはどうちがうのかなど、非営利・協同総合研究所いのちとくらし独自の視点から、分かりやすく共済組織の歴史、理念、役割などを学習し、共済の必要性と理論武装を行います。1ヶ月または2ヶ月に1回程度の開催予定。2年程度続けて出版物としてまとめます。
今後の予定
共済と非営利・協同セクター/保険業法と共済組織/自主共済組織の運営問題、実務方法/ヨーロッパの共済組織と社会保障制度・社会的連帯/日本における自主共済の存続に向けて、など